為末大と考える人間の成長
熟達とはなにか【前編】
為末大 × 岩佐文夫
2024.7.23UP
社会人になっても学び続けることの重要性は年々増しています。資格取得や趣味を深めることはもちろん、「リスキリング」や「リベラルアーツ」といった用語を見る機会が増え、ビジネスの場でも学ぶことの価値が問い直されています。
そんな現代において、私たちは何を目的に、どのように学んでいくべきなのでしょうか。そこで得られる「成長」とはどんなものなのでしょうか。
今回は、昨年『熟達論』を著し、「走る哲学者」として知られる元陸上選手・為末大氏から、“人はどのように学ぶのか”、“人間の成長のプロセス”について、同書の編集者である岩佐文夫氏を聞き手に伺いました。
前編では、人間の成長を5段階のプロセスに分けた『熟達論』の内容をもとに、為末氏が競技人生を通じて考え、たどり着いた“熟達”について話します。人間の熟達には、意識の世界と無意識の世界、両方の成長が必要だと語る為末氏。人は成長するために何をすればよいのか、どのような段階を経て成長するのか、人間の熟達に迫ります。
出演者
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為末 大(Deportare Partners代表・元陸上選手)
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岩佐 文夫(プロデューサー・編集者)